錦町公園は、仙台の都心部に立地する公園です。「杜の都」仙台のシンボル的空間のひとつとして機能し、市街地に潤いを与える空間を目指して計画した。
改修前は園内にレジャーセンターが建築されており、設計時には当時の外構の名残で公園の中央部は、ヒマラヤスギの列植で2分割されている状態だった。
この現況を踏まえ、市街地側はイベントの開催や運動に適したフラットなグラウンド場の広場とし、奥側は地形のアンジュレーションを活かした自然的な空間とした。
計画は、住民との説明会を開催して理解を得つつ、また意見を反映して内容を決定するプロセスをとった。
ビジネスパーソンの休息の場であり、近隣住民が散歩や体操などの余暇を楽しむばであると共に、オクトーバーフェストやフードコンベンション等、人気イベントのメイン会場ともなっている。