水の森公園は仙台市中心部から、自動車で20分程度での距離にありながら、水と緑に恵まれた豊かな自然環境を持つ公園である。
当社では公園の全体計画とともに、キャンプ場とその建築群の設計を行った。
管理棟は公園のエントランスに近接し、ビジターセンター的な機能も持つことから、都市空間から自然的空間への玄関口としての役割を持たせようと計画した。
キャンプのテントや山並みをイメージしたシンボリックな三角形で構成した外観としており、自然景観となじむ木材の外壁としている。
内部の空間もまた、都市空間にはない山小屋のごとくシンプルで素朴な空間を目指した。
同時に設計を行った炊事棟、宿泊等についても同様のコンセプトとすることで調和を図っている。