麻溝台リサイクルスクエアは、施設を更新、新築された南部清掃工場に隣接する市民利用の施設として計画した。
設計は、清掃工場から生成される高炉スラグストックヤード、市民からの粗大ごみを受け入れる受け入れ施設と共に動線や配置を考慮して同時に設計を行った。
巨大なボリュウムの清掃工場に対して、リサイクルスクエア等の建築群は、低く柔らかいデザインとして市民に親しみを与える形状となるよう配慮した。
屋根の形状は遠景に臨むことが可能な、丹波山系の山並みをイメージした柔らかい円弧状としている。
リサイクルスクエアは、粗大ごみ受入れ施設で受け入れた家具等をリペア、市民に展示する施設である。
また稼働間仕切により、清掃工場に社会見学に来た児童達がリサイクルについて学べるレクチャー室を備えている。